Facebookページ初心者への入門ガイドマップ。フェイスブックのアカウントを利用してまずFacebook pageを開設しましょう。集客やプロモーションに有効です。

不思議な話、蝶と少女の交流

不思議な話、蝶と少女の交流

画像の説明
【不思議な話、蝶と少女の交流】


現在40代の主婦の方の思い出話です。


時小学1年生の私たちは、花壇にすぐ手が届きそうな一階の部屋で学んでいました。

ある雨の日、校庭に出る気はなく、

窓から花壇に降り注ぐ雨をぼんやりと眺めていた時でした。

ふと花壇のわきに何か小さく動くものがいるのに気づきました。

ぬかるんだ泥に自由を奪われ、羽をばたつかせているモンシロチョウでした。



私は窓から飛び降り、その蝶を拾い上げました。

幸い、羽は思ったほど傷ついておらず、少し乾けば何とか飛ぶことが出来そうに思えました。

蝶も疲れをいやそうとしているのか、私の手の中でじっとしています。



しばらく様子を見てから、あまり人目につかない裏庭のあじさいの茂みに蝶を連れて行きました。

ここなら、大きなカヤの木陰になっているので、強い雨足もさほど気になりません。

大きなあじさいの葉の陰に置けば、蝶の羽が濡れることはまずないだろう。

元気に飛べるようになるかどうかは、このモンシロチョウの運と生命力次第だと、

幼いながらも私は理解していたので、そのまま、そっと立ち去りました。



なにぶん、子供のことなので、自分でも、その日のうちに、

その蝶のことなどすっかり忘れ、三日ばかりが過ぎました。

三日後のその日、忘れられない不思議な出来事が起こりました>>>

虫にも心や記憶があるのでしょうか

の日は、絵に描いたような五月晴れで、眩しい光が教室中にあふれていました。

生徒ばかりか先生までも、心なしか眠そうに見えます。

私もぼんやり肩肘をついて、先生の話を聞くともなしに聞いていました。



と、その時、隣の席の女の子が大きな声で言いました。

「○○ちゃんのブローチが動いてる!」

見ると、私の薄手のカーディガンに、モンシロチョウが二匹とまっていたのです。

後ろの席の男の子がつかまえようと手を伸ばすと、二匹の蝶はパッと逃げます。

たった二匹の蝶に、教室中の生徒の目が集まりました。



教壇の先生も、ワイワイ騒ぐ生徒を注意することを忘れ、

蝶の動きを目で追っていました。



教室の中をふわふわと飛び回る蝶たちは、何度も何度も羽を休めるために

私の肩や背中、胸や頭にとまります。

誰かが手を伸ばすと、パッと逃げます。

チャイムが鳴るまで、蝶たちは、私の周りで舞い続けました。



授業が終わると、花壇に面した窓から、私は庭に飛び降りました。

蝶たちもそれに続きます。



「蝶使いだあーー」

そんな声を背に、私は蝶と戯れていました。



そして、その日から1週間、蝶たちと私の交友は続きました。

それがいったい何を意味するのかは、今でも分かりません。

ただ、楽しくて嬉しくて、そしてちょっぴり得意になっていた

幼い自分を思い出すと、あの時の五月晴れの日射しのように、

温かく、懐かしい想いがあふれてくるのです。




感動シリーズ


いいねfacebook


powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional