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移送、、、そして四千円とミネラルウォーター

移送、、、そして四千円とミネラルウォーター

投稿募集記事

《読者様からの投稿》【実話】作者:森芳 正様(長崎県)

『移送、、、そして四千円とミネラルウォーター』

23時頃に近所のコンビニで声をかけられる。

Y氏「お兄さん、佐世保まで歩いたらどれぐらいかかる。」

この人は何を言っているのだ。競歩の選手でもなさそう。一昼夜かけて趣味で歩いている様子でもない。ここから佐世保までは車で一時間以上はかかる。歩くなんて考えたこともない。

私「さあ、結構遠いですよ。」「どうしたんですか?」

Y氏「喜々津から歩いて来たんやけど財布を落としてしもうて、どうもこうもならん。」

喜々津はここから車で20分くらいかかる所である。

Y氏「佐世保まで行ければなあ。」

私「佐世保まで行ったらどうするですか。」

Y氏「佐世保に行って考えますわ。」

私「カードは持っていませんか?」

Y氏「持ってません。」

私「携帯電話は…」

Y氏「持ってません。」

私「(公衆電話を見ながら)どこか電話をかけれる所は…」

Y氏「今の時間は繋がりませんわ。」「四国から出稼ぎに五島に来て喜々津に三日泊まりでした。」「明日の朝には五島に戻らないといけないのですが、今の時間は繋がりません。」

私「警察に連絡して見ましょうか。」

Y氏「さっき警察に行きましたが、お金は貸してはくれませんでしたわ。」「お兄さん、大村駅まで乗せて行ってもらえんやろか?」

ちょっと考えて沈黙。

Y氏「四千円あれば五島まで行けるんやけどな。」

私「諫早駅まで乗せて行きましょう。」

この時はよくわからない覚悟を決めていました。

見知らぬ人を駅まで送り、そして・・・

コンビニ

Y氏「おおきに、助かりますわ。」

途中、セブンイレブンへ寄って

私「何か飲みません。」

Y氏「いいです。」

私「いやいや」

Y氏「じゃコーヒーを。」「私はここで待っときますんで。」

私「一緒に行きましょう。」「(汗だくだったので)ポカリスエットでも。」

Y氏「水をもらいます。」

車中で「生き返りますわ。」「お礼に来ますわ。」「おおきに、おおきに。」

JR諫早駅に着いて、

私「それじゃ、気を付けて。」
とセブンイレブンで引き出した四千円を手渡す。

「何かの足しにどうぞ。」

Y氏「えらい、すんません。」
と言って荷物を持って駅のホームへ

うーん、どうやってお礼にくるんだろう。
連絡先も住所も教えていないが、、、
と思いながら少し後悔もしながら家路へ急ごうとしたところ。

今まで見たことのない、不恰好だが気持ちのこもったY氏のお辞儀を見て、あのお辞儀を見れただけでもよかったんだ。よかったんだ。


お元気で!
60歳くらいのYさん
(^o^)/


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