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毛糸のパンツ、赤パンツ

毛糸のパンツ、赤パンツ

画像の説明

【毛糸のパンツ、赤パンツ】



んやりとマンガを眺めてたら、「ちょっといい話」を見つけましたので、

ご紹介したいと思います。

西岸良平さんの「三丁目の夕日」というマンガでした。

タイトルは【毛糸のパンツ】です。



おっちゃんの小学生の頃、冬の日の女の子はたいてい毛糸のパンツをはいていました。

チラッとパンツが見えても、それが毛糸パンツだったらガッカリしたものです(T_T)。



昭和30年代、毛糸は高価だったので、何度も編み直して使われました。

そして、一番最後に編まれるのが「毛糸のパンツ」という手づくりの自前製品でした。

とりわけ寒かった昔の冬、毛糸のパンツは女性の味方だったのです。

にもかかわらず、若い女性や女の子たちには、あまり評判が良くなかったのでした。



夕日小学校4年生の大林ヒデコちゃんも、

ある日、お母ちゃんから毛糸のパンツを編んでもらいました。

ヒデコちゃんの家は、すきま風が入る家であまり裕福じゃありません。

せっかく、お母ちゃんがせっせと編んでくれた毛糸のパンツです。

ほんとはため息つきたい気持でしたが、表向きは喜んで受け取りました。



ヒデコちゃんは、背が高く、成長も早いのでスカートがすぐ短くなり、

毛糸のパンツが後ろから丸見えになってしまいます。

それもあって、ヒデコちゃんの気持は沈み込むのでした。



一方、夕日小学校4年生の松本聖子ちゃんは、

学年のアイドルで、男の子からモテモテの女の子です。

聖子ちゃんの家はやや裕福そうです。

それでも、お母さんから「女の子はおなかを冷やしちゃいけないのよ」

と言われて、毛糸のパンツをはかされます。



聖子ちゃん、

「ヤダヤダ、毛糸のパンツなんて、絶対に嫌だ!」

と拒絶します。

だけど、結局、無理やりはかされて、登校することになりました。

アイドルを自認する聖子ちゃん、

長めのワンピースを着て、何とかバレないように気を付けました。



と思いながらも、意外に温かい毛糸のパンツに心地よさを感じました。

聖子ちゃんは、通学路で仲よしのヒデコちゃんの後ろ姿を認めました。

背の高いヒデコちゃんの短いスカート、

それにすそからのぞいてる毛糸のパンツ。

内心、何とかしてやりたいなと思うものの、それには触れませんでした。



聖子「どうしたのヒデコちゃん、元気ないけど」

ヒデコ「聖子ちゃんは、毛糸のパンツなんてはかないよね?」

聖子「えっ、う、うん、もちろん」


聖子ちゃん、うっかり仲よしのヒデコちゃんにまで、

今日はじめて毛糸のパンツをはいてきたことを隠してしまいました。



その日の聖子ちゃんは、まんじりともせずに、お昼休みを迎えました。

誰かに見られてはマズい。これまでのアイドルのイメージが音を立てて壊れる。

お昼休みの時に、「聖子ちゃん、ゴム段するからおいでよ」

と女の子仲間に誘われましたが、ごめん今日は調子が悪いのと言って断りました。

ゴム段とは、水平に張ったゴムひもを跳び越える、昔の女の子のゴムとび遊びのことです。

ゴム段なんかしたら、一発で毛糸のパンツが丸見えです。

聖子ちゃんは、とんでもないと思いました。



しずしずと運動場のすみの方を歩いてる聖子ちゃん。

すると、背後でいきなり大声が聞こえました。

「やーーい、毛糸のパンツ!赤パンツ!!」

毛糸のパンツ、赤パンツの聖子ちゃんは、ドキッ!としました>>>

やっぱり友達をほっといて逃げられない

ろを振り返ると、そこには数人の男の子に囲まれた女子が一人いました。

聖子ちゃんは自分のことじゃなかったので、内心ホッとしました。



でもそこで、大林ヒデコちゃんが男の子たちにからかわれているのです。

「やーい、やーい、電信柱。電信柱が毛糸のパンツはいてるぞーー」

ヒデコちゃんは、目に涙を浮かべて、じっと耐えています。

物陰からそれを見ていた聖子ちゃん。



聖子ちゃんは、最初のうち、ここでかかわったら、

スカートめくられて、自分の恥までさらされるかもと、たじろいでいました。

男の子たちのからかう言葉がエスカレートしていきます。

しだいに聖子ちゃんも熱くなってきました。

メラメラと心に炎が燃えてきました。

ついに聖子ちゃん、がまんできなくなり大声で叫びました。



こらーーーっ!弱い者いじめはいいかげんにしなさーい!


「あんたたちみたいな、デリカシーのない男の子たちと違って、

 女の子は、おなかを冷やしちゃいけないのよ。

 あんたたちのお母さんだって、毛糸のパンツくらいはいてるでしょ!」

男の子たちは、いきなりのアイドルの出現、それにすごい剣幕だったので、

たじたじとなりました。



勢いづいた聖子ちゃん、自分でも信じられない行動をとりました。

自分のスカートを思い切りめくり上げて言いました。

「ほら!私だってはいてるわよ!」



男の子たち「ガーーーーン」



すごすごとその場を立ち去った男の子たち、

こんな感想でした。



Aクン「あーあ、ショックだったなあ、松本聖子が毛糸のパンツをはいてるなんて・・・」

Bクン「俺、あいつは絶対、便所にも行かないと思ってたのに」

Cクン「でも、えらいよな、松本聖子…。友達のためにあんなことできるなんてさ」



聖子ちゃんの毛糸のパンツにショックを受けたのか、

それ以来、男の子たちのヒデコちゃんへのいじめはなくなったそうです。



木枯らし吹く街角ですが、聖子ちゃんとヒデコちゃんが

ポカポカと温かそうな毛糸パンツに守られて、

手をつなぎながら下校しています。



感動シリーズ


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