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混雑の電車内で席を譲ってくれたその人は・・・

混雑の電車内で席を譲ってくれたその人は・・・

満員電車、山の手線
年ぶりかで、病床の身を妻に付き添われて墓参りに上京した。

ところが、東京駅から乗った山手線は大混雑。

人に押されて右に左によろめいているうちに、気分が悪くなり冷や汗がじわじわと出てくる。

妻がしきりに心配するが、どうするすべもなくおろおろするばかり。

その時、前の席の人がすっと立って、黙って私の肩を押すようにして座らせてくれた。

思わず大声で、「ありがとう、助かりました」と言った。

そう言ってその人を見上げたら思わずギョッとした。

その人の姿は>>>

人を見かけだけで判断してはいけないと、そう思った

を譲ってくれたその人は、黒いサングラスをかけて、胸には金バッジをつけた一目瞭然、その筋の人であった。

清原

しかし、その人は私たちの口々のお礼に「おおよ」とひと言つぶやいて、次の駅で降りるのだろう、混み合った人の間を縫って出口ドアに向かっていった。

その筋の人であったが、弱りきった私にとっては、あわや卒倒寸前を助けてくれた「救いの神」であった。

私たちの下車駅、池袋に着いたので、ふたりで支え合うようにして電車から降りた。

多くの乗客に押し流されないよう、しばらくホーム上にふたりで立っていた。

私たちを乗せた電車は、もう少ない乗客を乗せてホームを滑り去ろうとしていた。

車内の乗客は少なかったので、見通しがよかった。

あれ?車内には、さきほど降りたと思っていた「その筋の人」がドア付近に立っているではないか。

ホームに立っている私たちと、サングラス越しにほんの少し視線が合ったような気がした。反射的にその人は、視線を避けるようにうつむいた。

私たちに遠慮させまいと、いかにもすぐ降りる素振りをしてその場から離れたのだ。

私たちは、サングラスで遮られているので、その人が見てるかどうか分からないが、深く頭を下げて「ありがとうございます」と言い、走り去る電車を見送った。



感動シリーズ


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