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迷子とパトカーと姉

迷子とパトカーと姉

迷子の子供

2年前の真夏、私は1歳年上の姉の嫁ぎ先である運送会社へ遊びに行きました。


店番をしていると、知らない中年の男性が、まだおむつをした2歳くらいの女の子を連れて来て、

「この子が一人で歩いていたけど、まだ口もきけないから家も分からない。警察に届けてもらえませんか」

と言いました。


目の前の産業道路には、トラックやダンプが往来し、周りには民家も無い所です。女の子はかなり遠くから歩いて来たようでした。


姉は女の子を受け取ると警察に電話をしました。やがてパトカーが迎えに来ましたが、女の子は姉になついてしまい、泣いて離れません。


おまわりさんに頼まれ、姉は女の子と一緒にパトカーで警察署へ行ってしまいました。


1時間ほどで戻った姉は、初めて乗ったパトカーにご機嫌でした。


「窓もドアも中から開かないのよ。取っ手が無いの」


「そんなことはいいからどうなったの?」


「別れるときも泣いてたから、このまま親が見つからなければ、私が引き取るって言った」

と姉はこともなげに言うのです。



数時間後、警察から電話がありました。


「親が見つかったから、お礼の電話をかけさせます」

ということでした。


でも結局、親からの電話はかかってきませんでした。


そんな時代だから仕方ないのでしょうか?


それとも、そんな親は特殊な人たちなのでしょうか?

つづきはこちらからどうぞ>>>

そんな親がお礼を言えるはずがない

後日のことです。

迷子

「お礼のひと言も無いなんて、あのまま放っておいたら暑さか、交通事故で危なかったのに」

と私がプリプリしていると、姉はまたケロリとして言いました。


「炎天下に幼児を一人歩きさせる親がお礼を言うはずがないじゃん」



姉の頭の中にはただ、

「無事でよかった」

それと「初めてのパトカー」のことしか無いようです。


警察を待つ間、女の子に「喉が渇いたろ?」と言いながらジュースを飲ませ、

おやつを与え、汚れた顔や手足を洗って、紙おむつを買いに走った姉です。



もしあのまま親が現われなかったら、ほんとに自分の子供たちと一緒に平然とあの子を育てていたことでしょう。


姉はそういう人です。



感動シリーズ

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