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ずっと許せなかった父。その父への心が溶かされた日

ずっと許せなかった父。その父への心が溶かされた日

読者様の投稿記事
《読者様からの投稿》【実話】投稿者:みっちいまま☆様(石川県)

『ずっと許せなかった父。その父への心が溶かされた日』



和59年11月のある夜、新潟県上越市高田に居た私のもとに一本の電話が鳴った。

大阪に居る母だった。

何故か、と~ちゃん(主人)と代われと言うので受話器を渡した。

うなずいて言葉すくなに返事をして切ったと~ちゃん。

私は結婚して5年目にしてやっと身ごもりやっと5カ月に入ったところだった。


妊娠が分かってすぐに流産しかけて…
酷いつわりとともに寝たきりを余儀なくされ、母もほんのひと月前まで手伝いに来てくれてた。


と~ちゃんは告げた。


『あのな…。動揺せんと聞きや。お父さんが今日亡くなったそうや。脳卒中やて。けど、身重だし遠いし、あちらの奥さんもおられるからお葬式はお姉さん夫婦とお母さんで行くらしいから。何か写真あったらそこにろうそくとお線香と上げて手を合わせておけばいいからって…。』


幼い頃から、父の事は好きだった。

が…思春期の頃からその存在は怖いものになっていった。

両親はずっと不仲で父は酒癖が悪く、今で言うDVだったのかも知れない。


だからか…?

私は、不思議とそんなに周りが気遣ってくれるほど動揺も悲しみも込み上げてこなかった。

淡々とお線香を買ってきて、何とか父だけの写真をアルバムから見つけて、儀式のように手を合わせた。。。


その夜、不思議な夢を見た。

父と離れて母と暮らしたアパート。

そこに続く坂道を私は中学校のセーラー服で歩いてる。


すると、いきなり後ろから父が追いかけてくる。

怖くて怖くて、必死に走って逃げようとするのに足がもつれて走れない。

とうとう父の腕に掴まった。


嫌がる私の小さな体を父はいきなり抱きしめて……

この日が父への思いの切り替わり・・・

赤ちゃんの手

『逃げんなやぁ・・・。悪かったなぁ。ごめんなぁ』


ハイライトの懐かしい香りまでもが優しく私を包んだ様な気がした。

私は一気に溢れだす涙とともに父にしがみついて嗚咽をあげた。


ずっと、我慢してきた感情。ずっと父の影におびえてた自分が消えて行った


この日から、父を許したような気がする。

いえ、私はずっと父が恋しがったのだと気付かされた気がする。


翌年の6月に高田で息子が産まれた。

明日の昼か夕方までかかると前日の夜中に返されたと~ちゃん。

3500gもある大きな男の子だったけど不思議と一人でも怖くなかった。

思ったより安産で朝6時47分に産声を上げた。


きっと父が居てくれた。そんな気がする



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