Facebookページ初心者への入門ガイドマップ。フェイスブックのアカウントを利用してまずFacebook pageを開設しましょう。集客やプロモーションに有効です。

盲導犬にとって、ほんの少しの自分の時間とは

盲導犬にとって、ほんの少しの自分の時間とは

画像の説明

【盲導犬にとって、ほんの少しの自分の時間とは】


朝、私が通勤する途中で見かけていた盲導犬。

交通量の多い交差点で、いつも彼が信号待ちをしている時間、

私は、

「やっぱり盲導犬は凄いなぁ。『素質』があるよねぇ」

と思いながら、ニコニコと、その横を車で通過します。



獣医といえども、盲導犬を見ることはなかなかありません。

それはとても印象的な、それでいて毎日続く、

不思議な風景でした。



出会いは、突然やってきました。

ある日、そんな盲導犬の彼が、

ひょんなことから、私の患者になりました。



盲導犬の管理は非常に厳しく、

月に一度の健康診断、爪の確認、足裏の毛刈り、

肛門腺に予防関係に・・・



とにかく、飼い主さんに危険が及ばないよう、

完璧な状況下で、任務がこなせるように、メンテナンスされています。

もちろん優秀な盲導犬。

爪切りでも、自分から足を差し出すほどで、

全ての診察は、非常にスムーズに進みます。



ところがある日のことでした。

私は、彼の本当の姿を見ることになるのです>>>

彼は、プロです。だけど本当の自分の姿は・・・

れは、正確に体重を測ってみましょうか・・・

と盲導犬の補助器具を、全て外したときのことでした。

彼は一目散に、病院を駆け巡りました。



そして、病院内の看護師、獣医ひとりひとりに挨拶をするように、

じゃれて、グルグル回ります。

伏せをしたと思いきや、跳びかかってきてきて、

また次の人間のところへ・・・



そう、これが彼の本当の姿だったのです。



本当は、人間と一緒に、

思い切り遊びたくて、走り回りたくて、

普通の犬としての暮らしに憧れを持っていた、

そんな彼に与えられた使命、



盲導犬。



長い間、ずっと抑えていた感情だったのでしょう。



そんな彼の本当の姿を露わにした原因、



それは・・・

間違いなく、彼につけられていた補助器具でしょう。



それを付けている間、彼は「プロ」なのです。



何があっても、飼い主さんを守り、

自分の使命を果たさなければなりません。



飼い主さんの、

「いつもごめんなぁ・・・ごめんなぁ。

 先生、少しだけ、

 この子を自由にさせてあげてもよいでしょうか?」

という言葉が、重く心に残っています。



飼い主さんは、

きっとこの子の気持に、ずっと気づいていたのでしょう。



信頼で結ばれた強い関係。


本当は遊びたいし、走りたい・・・

けれども誇りを持って、

毎日仕事を続ける盲導犬に、

強く感銘を受けることとなりました。


それから・・・



今でも、毎朝彼の姿を、交通量の多い交差点で見かけます。



しつこいですが、

『素質』などと安易な言葉で、彼を評価していた私自身に、

今でも苛立ちを隠せません。

そんな簡単なものではないのです。



彼は毎月、病院に来た時だけ、補助器を外し、

ほんの数分だけ、みんなに挨拶しに行く、

それだけの自由を与えられています。



私たちも精一杯、彼と挨拶をします。



犬は本当に凄いです。

獣医になって良かったと思います。



出典: 2ch 「涙が出るほどいい話」より



感動シリーズ


いいねfacebook


出典: 2ch 「涙が出るほどいい話」より

powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional