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ある就活生への”温かい”不採用通知

ある就活生への”温かい”不採用通知

画像の説明

【ある就活生への”温かい”不採用通知】



職活動ではご縁がなかった場合、

決まってこんな文言の不採用通知が届きます。



「慎重に検討させていただきましたが、残念ながら、

 今回は貴意に添うことが出来ません。

 貴殿の今後のご多幸とご健康をお祈り致します」

「慎重に選考させていただきましたが、

 今回は残念ながら採用を見送らせていただくことになりました。

 今後一層のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます」

「お祈り致します」「お祈り申し上げます」

などと書きながらも、本心ではそうは思っていないのが明白です。



日付と名前のところだけを差し替えて、

使いまわしているのが一目瞭然。



応募人数が多い事情もあるでしょうし、

毎回書面を一から作っていたら、著しく非効率です。

他の業務に支障が出てしまいますから、

こうした書面は止むを得ないのかもしれません。



そんな判で押したような不採用通知を、

何通か受け取っていたある日のこと。



とある企業から封筒が届きました。

連戦連敗だったこと。封筒が届くこと。

開封しなくても、中身は分かってしまいます。

しかし、今回の封筒はいつものものとは様子が違っていました>>>

会社のお題目とやることが一致している

回届いた封筒は、社名の入ったいつもの事務的な封筒ではなく、

和紙で作られた封筒でした。

でも封筒は封筒です。

きっと不採用通知だろ?

開けなくてもわかるよ。

そう思って開封すると、




やっぱり不採用通知でした。



ところが、いつもとは違っていました。



日付と名前のところだけを差し替えて、

使いまわしているものではなく、

和紙にガラスペンのようなもので、丁寧に綴られていたからです。



でも、不採用通知は不採用通知。



和紙にガラスペンっていったって、あれじゃないの?

よくある「貴方様だけに」とかいう、

特別感を演出したダイレクトメールみたいに、

直筆に見えて、実は印刷されてるんでしょ?

元になるやつだけは直筆で、あとはそれを上質な紙に印刷してるだけのやつ。

そう思って透かして見ると、にじんでいる箇所がありました。



「あれっ?」


裏を向けて、もう一度透かして見ると、

やっぱり裏側にまでにじんでいる箇所がありました。



そして、確かに、一枚一枚、一通一通、

直筆で綴られたものにしかできない筆跡が、

裏側に刻まれていました。

目を閉じて、表をさーっと手でなぞってみると、

デコボコした感じが指先から伝わってきます。



「こんなの初めて受け取ったなぁ」



そう思って読んでいくと、

単なる不採用通知ではありませんでした。



残念ながら、今回はご縁がなかったこと、さらに、

普段なら決して語られることのない、

知りたくても知ることのできない、

不採用理由が書かれていました



しかもそれはダメ出しではなく、

こういうところを直したら、貴君はきっとうまくいく。

こういうふうに伝えたら、貴君の思いは、

相手の心にしっかり届く。

そんな未来につながるアドバイスだったのです。

それに加え、気がついていない自身の強みや才能までも、

丁寧に綴られていました。

あの1時間の面接で、ここまで見てくれてたのか…。

言葉になりませんでした。

そして、最後に添えられていたひと言、


「再チャレンジも歓迎します」


この言葉で、僕の心は決まりました。

よし、何としても、この会社の合格通知を受け取ってみせる。



それにしても、不採用通知が印刷書面で送られるなか、

なぜこの会社は直筆だったのでしょう?



世の中には、おもてなしの心、

ホスピタリティの精神、

社員を大切にする会社

などなど自社を熱心にアピールする一方で、

何の疑問も感じず、それに逆行する会社がたくさんあります。



不採用通知の印刷書面については、企業の事情はよくわかります。

それでも、応募者には、ハードルの高いことを求めながら、

多くの企業のやることは、仕事の流れとはいえ、

どうも矛盾している気がしてなりません。



直筆での不採用通知



それは、その会社のアピールがお題目なんかではなく、

しっかりと仕事の中に浸透しているからこそできた、

相手への敬意だったのではないでしょうか。



あなたは、日付と名前のところだけを差し替えて、

使いまわしている書面を印刷して送ればいいような、

そんな人ではない。

今回はご縁がなかったけれど、

だからといって、君の価値が変わるわけじゃない。

星の数ほどある企業の中から選んでくれてありがとう。

時間を作ってくれてありがとう。

訪ねて来てくれてありがとう。



そうした想いが、お題目ではなく、

自然と湧きあがるような人であったり、

企業だからこそ、

お決まりの不採用通知の逆を行き、

どれだけ手間がかかろうとも、

直筆の手紙によって、相手に敬意を払い、

想いを伝えたのだと思います。



「現実には、直筆なんて手間がかかる」

そんな声が聞こえてきますが、

おもてなしの心、ホスピタリティの精神、社員を大切にする会社、

どれも実践しようとすれば、手間がかかるのではないでしょうか?



大切なことほど面倒なもの。

大切なことほど手間がかかる。

そんな言葉を聞いたことがあります。

たとえ不採用通知であっても、世界に一通だけの手紙。

だから大切に贈り届ける。



こんな素敵な会社が、

もっともっと日本に増えてほしいと思います。



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