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乗り合いバスの中の善意の指定席

乗り合いバスの中の善意の指定席

画像の説明
【乗り合いバスの中の善意の指定席】


、時々利用するそのバスには盲導犬を連れた女性が乗ってくる。

ある日、久しぶりにそのバスに乗った私は、乗車口に一番近い席に座ろうとして、ふと彼女のことを思い出し、ドアの後ろの席に座りなおした。

次のバス停では、何人かの乗客とともに若い娘さんが乗り込んできた。

時々見かける彼女は、小児麻痺の後遺症ででもあろうか、歩くたびに体が左右に大きく揺れる。

彼女は、私が先ほど座ろうとした乗車口の席に座った。

が、いったんそうしながら、また立ち上がると、不自由な体で私の座席の横に移ってきた。



よく気がつくのね


私は思わず小さな声で言った。

彼女はひっそりと微笑み返してきた。

ところが次のバス停で乗り込んできた中年男性の一人が、せっかく彼女があけておいた座席にどかりと座り込んだ。

きっと私も多くの人の善意に支えられている

二人の失望のうちに、盲導犬の女性が乗ってくる次のバス停が近づいた。


その時、中年の男性は急にキョロキョロ辺りを見渡すと、前の混んでいる席に移っていった。

明らかに彼もその席をあけたのである。

やがて、次のバス停が来て、盲導犬に続いて目の不自由な女性が乗り込んできた。

彼女は背もたれにちょっと手をやって、誰も座ってないのを確かめると、その席に腰を掛けた。

彼女はもちろん、その席が三人の小さな善意であけられていたことを知らない。

そのことが嬉しくて、私はもう一度隣の人に微笑みかけた。


自分の知らないところで、私もこうして多くの人の善意を受けながら生かされているのだろう、と思いながら・・・。


参考本:涙がでるほどいい話 第二集
「小さな親切」運動本部(河出書房新社)



感動シリーズ


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