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教室に編入してきた転校生の受け入れ騒動

教室に編入してきた転校生の受け入れ騒動

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【教室に編入してきた転校生の受け入れ騒動】

には忘れることのできない卒業式があります。

担任のH先生は、当時三十代半ばの熱血漢です。

授業は面白いし、児童からも保護者からも絶大な人気がありました。

6年生に上がって間もないある日、
H先生の肝いりで一人の女の子が転校生として編入してきました。

母親に手を引かれて教室に入ってきたその女の子を見た私は少々驚きました。


その子は小児麻痺だったのです。



最初はおっかなびっくりだった私たちですが、
そこは子ども同士、すぐに打ち解けて仲良くなりました。

運動機能と言語に多少難のあるその子の周りは、
休み時間になると、世話を焼きたがる女子や
ちょっかいを出したがる男子たちであふれました。



彼女は一躍クラスの人気者になったのです。



しかし、問題はすぐに起こりました。

このことをよく思わない一部の保護者が騒ぎ出したのです。

騒ぎは他のクラスにも波及し、
やがては学校中を巻きこんだ大論争へと発展していきます。

そのため、その子はしばらくの間、
学校に来ることができなくなったほどです。

H先生も、職員室で孤立していたように思います。


でも先生は諦めませんでした。

持ち前の粘りと情熱で、反対派の説得に奔走しました。

また、反対する親をもつ児童たちも、自分の親を必死で説得しました


ようやく騒ぎが落ち着いて、その子が学校に復帰するまで1ヶ月くらいかかりました。

しかし、その後も、遠足や運動会、学芸会など、
事あるごとに、その子のことが問題となりました。

それでも私たちは、自然にその子に手を貸し、助け、フォローをしていました。

いつの間にか、クラス全員が、その子のことを真っ先に考えるようになっていたのです。

その子が小児麻痺だったこともありますが、それだけではありません。

その子が立派なクラスの一員で、愛すべき仲間だったからです。

そして、迎えた卒業式---------

広い講堂で、校長先生がその子の名前を呼ぶと


「はい」と大きな声が響きました。



その瞬間、H先生は顔をくしゃくしゃにして泣きました。

H先生が私たちに教えてくれたもの

ろでは、その子の母親も泣いています。

他の保護者も泣いています。

私たち児童も、みんなみんな泣いています。



その子だけが満面の笑みでした


いろんなご意見もあるでしょう。

でも、あのときH先生は、本当の「やさしさ」と『勇気」を

身をもって私たちに教えてくれたと思います。

あの「涙いっぱいの卒業式」の情景は、今も私の心の瞳に焼きついているのです。


参考本:人間っていいな!涙がこぼれるいい話
「感動物語」編集部編(コスモトゥーワン)
京都市 Fさんのお話


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